2011年5月22日日曜日

She / Green Day

彼女は
沈黙の中で静かに叫ぶ
不機嫌の暴動が彼女の脳みそを占拠していく

積もりに積もった自制の塊となって
沈黙をぶち壊す合図を待っている


お前のために作られた空間に閉じ込められてるのか
お前は何の役にも立たない社会のゴミみたいな気持ちか

俺の耳から血が出るまで、俺に向かって叫べ
そしたら俺はお前にさえ注意してればいいのさ


彼女は
ついに突き止めた
彼女の疑念の原因はすべて他人の意見だったと
そして今度目を覚ますときは
積もり積もった自制の塊となって
沈黙をぶち壊すために目を開けるのさ



お前のために作られた空間に閉じ込められてるのか
お前は何の役にも立たない社会のゴミみたいな気持ちか

俺の耳から血が出るまで、俺に向かって叫べ
そしたら俺はお前にさえ注意してればいいのさ




Longview / Green Day

ぼーっとテレビを見てるけど
面白いものはなんもない
1、2時間にいっぺんはチャンネルを変えてる
ちょっとだけ親指をくるくるいじったりしてみるけど
俺は毎日同じことばっかってことに飽き飽きしてるんだ
開けっ放しのドアの中にいる
まじでだるいんだよ


唇をかんで目をつぶる
パラダイスへ連れてってくれ
退屈過ぎて目がつぶれそうだ
それに俺はうんこみたいにくさい


このマジックテープの椅子から俺を引っぺがしてくれ
自由の身にしてくれ
自分だけじゃ絶対無理だ
俺は盛りのついた犬みたいな気分だ
夏の街から締め出されて
自分の独房にカギを掛けて
カギをなくしちまった


俺にモチベーションなんかないんだよ
いったいどこに隠したんだ
やる気満々な時間なんかない
ただインスピレーションをふかしてるだけさ


ぼーっと電話を眺めてるけど
誰もかけてこない
かわいそうなやつと呼べばいい
なんとでも呼べよ
母さんは仕事でも見つけてこいって言う
でも母さんだって自分の仕事が好きじゃない
マスターベーションが楽しくなくなったら
もうおしまいさ


唇をかんで目をつぶる
パラダイスへ連れてってくれ
退屈過ぎて目がつぶれそうだ
寂しさだけで満足しなくちゃいけない
唇をかんで目をつぶる
パラダイスに潜りこむ
やめないと目がつぶれちまうぞって言うやつもいるけど
そんなのただの作り話だろ

2011年5月19日木曜日

When I'm Gone / Eminem

<Verse 1>
そうだ、これがおれの人生だ
俺自身の言葉だ、多分な

今まで本気で人を愛したことがあるか
その人のために闘えるというほど
言葉のアヤとかではなく
文字通り命をかけるってことだ
自分達はお前の心臓だと
その人達が気づくとき
お前も自分が彼らの鎧だったことに気づく
そして彼女を傷つけようとするものは
何であっても打ち倒すと誓う

だが運命が回れ右してお前を噛み砕こうとしたらどうするんだ
自分のかける全てがひっくり返って
お前を非難しはじめたら
お前こそが彼女の痛みの原因だと気づいたら
お前はいったいどうする

"パパ、わたしが作ったものをみて"
"パパは飛行機に乗らなきゃいけないんだ
"パパ、ママはどこにいるの?どこ探しても見つけられないの"
"知らないよ、ヘイリー、外で遊んでおいで。パパは忙しいんだ。歌を書いてるんだ。歌はひとりでにはできないんだよ"

負け犬をみせてやる
そしたら本当の自分に立ち返るだろ
あの歌のなかに立ち戻って彼女に愛してるって言うんだ
彼女の母さんの肩に手をかけるんだ
彼女は母さんによく似ている

あれがスリム・シェイディだ
そうさ、スリム・シェイディは狂ってる
シェイディが俺をこんなのにしたんだ
しかし今夜はシェイディが彼女をおねんねさせる


<Hook>
俺が逝ってしまっても
歩き続けろ
悲しんだりするな
俺の声が聞こえたなら
喜んでくれ
いつも君のことを上から見ているってことを知ってほしい
何も感じなかった
だから苦しまずに
ただ笑い返してくれ


<Verse 2>
俺は未だにこんな夢を見ている
俺がブランコの上のヘイリーの背中を押しているという幻想を
でもヘイリーは叫び続ける
ヘイリーは俺に歌って欲しくない
"パパはママを泣かせてる。なぜなの?なぜママは泣いてるの?"
もうパパは出ていったりしないさ
"パパはうそついてばっかり。いつも同じこと言う。いつだってこれが最後だって言うのよ。"
"もうどこにも行かせない。パパはわたしのパパよ。"
そう言って、箱を積み上げて道をふさごうとする

"パパお願い、行かないで、パパやめて!"

しかし彼女はポケットから小さなネックレスのロケットを取り出した
写真がついてる
"これがパパを守ってくれる。これを持って行って。"

俺が彼女を見上げると、そこにはただ鏡の壁に囲まれた自分がいるだけだった
その壁はあの時しゃべったに違いない
だって俺には聞こえたからな
鏡の俺は語る
"お前にはまだチャンスが残ってる"
それが今夜だ
そうだ、ここを出ていってお客を愛してるって証明するんだ
落ちぶれて手遅れになる前に
ベッドルームから一歩踏み出すと
場面はステージに変わり
鏡の俺も消えてなくなり
スポットライトがあたる
そして俺は歌う


<Hook>
俺が逝ってしまっても
歩き続けろ
悲しんだりするな
俺の声が聞こえたなら
喜んでくれ
いつも君のことを上から見ているってことを知ってほしい
何も感じなかった
だから苦しまずに
ただ笑い返してくれ

<Verse 3>
6万人が立ち上がって飛び跳ねる
幕が下りていく
みんな俺の足元にバラの花を投げかける
俺はお辞儀をして言う
「皆さん、今日は来てくれてありがとう」
下をちらと見ると、俺は目を疑った
「パパ、私よ!ママを助けて!手首から血が出てるの!」
まて、ここはスウェーデンだぞ、どうやってここまで来たんだ
「パパについてきたの。もう出ていったりしないって言ったのに!」
「パパは私にうそついたわ。そして今はママを悲しませてる」
「私、コインを買ったの。"最高のパパ"っていうね」
「ただそうあって欲しかった。でももうあなたにあげる。どういうことかわかったの。そういうことなら、私とママはもう行くわ」
おい、待ってくれ
「パパ、もう遅いのよ。あなたが選んだことよ」
「さあ、行けばいいじゃない、私達よりあの人達を愛してるって言いなさいよ」
「あの人達はただその言葉を聞きたいんだから。あなたが欲しいのよ、マーシャル。あなたの名前を叫び続けてる」
「あなたが眠れないって言うのも無理はないわね。それでまた薬に手を出すんでしょ。そう、きっとそうするわ。それでそのことをラップにするんでしょ。その言葉を現実にすればいいじゃない」


拍手喝采が聞こえる
しかし俺には何も見えない
なんてことだ
そして幕は俺の前に下りていく
俺は振り返って、銃を地面の上に見つけた
それを握りしめ、
頭に当てて叫ぶ
「くたばれシェイディ!」
そして引き金を引いた
空が暗くなり、俺の命が燃えあがる
俺が乗るはずだった飛行機は空で燃えて灰になる


目覚ましが鳴って俺は目覚める
鳥がさえずる
今は春で、ヘイリーは外でブランコに乗ってる
キムの隣へ歩いて行き、彼女にキスする
お前がいなくて寂しいと伝える
ヘイリーは微笑んで小さな妹にウィンクする
こう言うかのように


<Hook>
私がいなくなっても
歩き続けて
悲しんだりしないで
私の声が聞こえたなら
喜んで欲しい
いつもあなたのことを上から見ているってことを知ってほしい
あの時つらい思いはしなかった
だから苦しまずに
ただ笑い返して



2011年5月17日火曜日

2009 / The Swellers

俺は両肩に社会の重みを一身に受ける
しかしお前がドライブに行こうと誘ったとたん
それはあっけなく崩れ落ちた
俺は外に出て行く

お前はどうせ退屈してるんだろ、俺がそうなんだからな
別に俺を楽しませてくれるのがお前じゃなくたって
たぶん誰か代わりがいるさ
俺のことなら大丈夫さ

この町にジェットコースターがあるなんて知らなかった
(あまりにも長い間閉じこもっていたから)
垂直降下の準備はできてるけど時には、
そう時には、もうやめたいと思うときもある


[Chorus]
あんな感覚は二度と味わわない
しかし俺は何ひとつ書き換えなかった
お前の決心を聞こう


刻々と真夜中に近づいている
俺は逃げ出した
キスするものは何もない
ただコンクリートの道路があるだけ
このままじゃ時間の問題だ

”お前に負けるのに慣れていたなんて信じられない”
”そして自分があいつらをやっつけることも、仲直りすることもできないとしたら、そのときは・・・”
これがお前の言ったことだ

お前の友達はどこだ
誰に悩みを打ち明けるんだ
(あまりにも長い間周りから離れていた)
俺が思うに時間に身を任せるのが一番うまくいく


[Chorus]
あんな感覚は二度と味わわない
俺は何ひとつ書き換えなかった
お前の決心を聞こう
新年おめでとう、でもお前は俺にとっちゃ死んだも同然だよ
だから俺はレコードをセットする
これが俺の休日さ


今日は俺の休日だ

2011年5月7日土曜日

Faint / Linkin Park

俺はほんの少しの孤独で無視される存在
ひと握りの不満を抱えてはいるが
周りが俺のこういう傷跡に気づいているということに我慢できない

俺は、俺がお前に求めてほしいもの
お前に感じてほしいもの
でも俺が何をしようとも
あんたにこれが事実であるということすらわかってもらえない

だから俺は、もうお前を見たりしない
いつものように俺に背を向けろよ
顔を背けて俺なんかいないみたいに振る舞えばいい
でも俺はここにいる
お前は俺の全てだから


以前と同じようには感じられない
背を向けないでくれ
俺は無視されたくない
時はこれ以上この傷を癒やさない
背を向けないでくれ
俺は無視されたくない


俺はほんの少し不安定で不確かな存在
お前は何もわかってない
俺は自分にできることをする
でもそれは時々自分でも理解できないんだ

俺はお前が決して口にしたくない存在
しかし俺は一度も疑ったことはない
俺が何をしたって
いっぺんたりとも俺の声を聞いてはくれない

だから俺は、もうお前を見たりしない
いつものように俺に背を向けろよ
顔を背けて俺なんかいないみたいに振る舞えばいい
でも俺はここにいる
お前は俺の全てだから


以前と同じようには感じられない
背を向けないでくれ
俺は無視されたくない
時はこれ以上この傷を癒やさない
背を向けないでくれ
俺は無視されたくない


頼む、俺に耳を傾けてくれ
いずれにせよ俺のいうことを聞くことになるんだ
今すぐ、俺の話を聞いてくれ
どうしたって俺のいうことを聞くことになるんだ
今すぐにでも

以前と同じようには感じられない
背を向けないでくれ


俺は無視されたくないんだ


以前と同じようには感じられない
背を向けないでくれ
俺は無視されたくない
時はこれ以上この傷を癒やさない
背を向けないでくれ
俺は無視されたくない


俺は感じられない
俺は無視されたくない
時はもう癒やさない
背を向けないでくれ
無視されたくないから