2013年4月2日火曜日

January 1979 / mewithoutYou

1972年1月、ひどい事故があった
俺は笑いをこらえれきれなかった
道に押し付けられた俺の耳
写真に写った病院の、壁の上のガラスのように

俺の額はもう甘くはない
あなたの燃えるような唇にふさわしい清らかなキスはもうない

俺は静かな海にうかんでいて、
沈みゆく船に「助け」られた


すべての人の奴隷になれたなら
もう落ちる場所はない
もしすべての人の奴隷になれたなら
もう落ちるべき場所はない


おまえは俺を、幹線道路で事故車を10台見るような目で見た
切り離された、いやらしい好奇心
そいつは俺たち通りすがりの帽子を7階にあるお前のバルコニーから見下ろしてくる
その高さから小さすぎる生き物たちを見逃して、ひそかな会話を続ける
そして迷い込んだ昆虫は、祝いの踊りとともに、俺にキリギリスの王にした

年月は過ぎ、頭に王冠を乗せたまま俺は大きくなった
たらふく食い、無関心で、心地よく麻痺し、そして快楽と富に没頭していた
(誰か俺に、今の自分のおそろしさを気づかせてくれ!)
問題が起きそうになるとすぐに踵を返して逃げ出す
(ああ俺は学ばない)
俺の人生は、始まって戻ることを忘れた時間から借りてきた砂糖なんだ


それは時間の問題だったんだ
もう見えるようになった
俺はいつもそう言っていた
俺は盲目になっていった
それは無常な時間のなすがまま
でも俺は聞いたことがある
どこかに、この使い物にならぬ目が治る方法があると