2011年4月17日日曜日

Torches Together / mewithoutYou

なぜ惨めにくすぶるのだ?
はかりかごの下や燭台の下で
それともベッドの横の棚の上か
そのベッドの上でお前は軸の上の扉のように回転し続ける
怠惰なものは寝椅子の上で回転するのに
(左へ、右へ、そしてまた左へ)



なぜ惨めにくすぶるのだ?
まわりの小石に伝えろ、俺たちはここに建物をたてる
俺たちはいろんな形に切り出され、それぞれの場所に置かれる
もしおまえが自分は窓になりたいと言うなら
俺は喜んでその窓枠となろう
そしてあらゆる言葉を映し出しながら
俺たちはどんな非難も受け入れ
(そしてあらゆる名声も同じように台無しにする)
計画があるかどうかなど関係なく
俺たちの人生は始まる
とにかく今のおまえはとても耐えようがないほどつらいのだ
ならばなぜ
そんな惨めで孤独な燃え方しかできない?


俺たちはともしびになるのだ
俺たちは共にたいまつのように燃える
俺たちはともしびとなる
何を大切にしようとも
ぼろぼろになった自尊心が光を求める
ともしびを掲げよう、手を取り合って



なぜ1つの弦しか弾かない?
1つの音しか出ないなんて、なにがいいんだ?
そう、1つの弦だけでも十分かもしれない
俺たちはかつて"単音"だったから
寂しい小麦だった俺たちはゆっくりとひかれて粉になる
(あのつかの間の痛みはどんなに優しかったろう)
そしてこの無難な距離と疑り深い視線はなんだ
おまえはその聖書を投げ捨てられる
なのになぜ一枚ずつ引き裂くのか
ギターの弦は全て一度に鳴らせるのに
なぜ1音ずつしか弾かないのか



ギターをかき鳴らせ
始まりも終わりも無しに
壊れるまで弾き続けろ
恐れていようがギターを弾き続けろ
俺も怖い、みな同じように恐れている
それはみな知っている
だからもう恐れる必要はない
おまえはフルートを吹く
しかし誰も踊らない
おまえが悲しみの歌を歌っても誰一人として泣いた人はいない
おまえはそれほど悲しい歌を歌ったんだ





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